2月9日開幕のピョンチャン・オリンピック(平昌五輪)の日本選手団結団式が24日、都内で開かれた。主将を務めるスピードスケート女子の小平奈緒(31=相沢病院)は「ベストパフォーマンスができるよう全力を尽くす」と力強く宣言した。旗手を務めるノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明(45=土屋ホーム)は海外遠征のため欠席し、同女子の高梨沙羅(21=クラレ)が旗手代行として団旗を受け取った。

 続いて行われた壮行会では、松岡修造(50)の掛け声で会場に集まった約5000人が「頑張れ、ニッポン!」と力強くエールを送った。歌手のAI(36)も登場し、「キラキラ」と「ハピネス」の2曲を披露。AIは「皆さんがくれるパワーにいつも勇気をもらっている。悔いのないように思い切り楽しんできてください」と選手たちを激励した。

 小平は壮行会の終わりに「みなさんからのエールを勇気に変えて、日頃の厳しいトレーニングの成果を発揮します」とあいさつした。