短距離のエースの小平奈緒(31=相沢病院)が銀メダル、高木美帆(23=日体大助手)が銅メダルを獲得した14日の平昌(ピョンチャン)オリンピック、スピードスケート女子1000メートルを生放送したNHK総合の平均視聴率(午後7時半から同8時50分まで80分間)が関東地区で24・9%、関西地区で26・6%だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 瞬間最高視聴率は小平が滑走を終えた直後の午後8時10分の33・0%だった。

 小平はトップと0秒26差の1分13秒82の好記録。1500メートルで銀メダリストとなった高木美帆は1分13秒98で、今大会で自身2個目のメダルとなった。

 スピードスケート日本女子選手のダブル表彰台は史上初となり、男子も含めると10年バンクーバー五輪の長島、加藤以来3度目となった。

 小平は初出場の2010年バンクーバー五輪の女子団体追い抜きで銀メダルを獲得したが、個人種目でのメダルは初だった。