平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)のスピードスケート女子500メートルで日本女子で初めて金メダルを獲得した小平奈緒(31=相沢病院)が19日、平昌市内で一夜明け会見を行った。

 小平は、1月に亡くなった信州大時代の同級生で14年ソチ五輪代表の住吉都さんについて聞かれると、涙で言葉を詰まらせた。五輪直前の訃報に、「常に頭に浮かんできたが、レースに集中して臨まないといけないと感じていた。本当は本人の目の前で、金メダルを取ったと報告したかった」と悔しさをにじませた。