リオデジャネイロ五輪陸上男子200メートル代表の藤光謙司が13日に東京都内で、所属するゼンリンの壮行会に出席し「日本人初の19秒台と、ファイナルを目指して頑張っていく」と決意を述べた。

 藤光は30歳で初の五輪となる。6月下旬の日本選手権決勝で痛めた左太もも裏は肉離れで全治4週間と診断され、最近ようやくジョギングを開始したという。それでも約1カ月後の本番へは「大きくプランが崩れるわけではない。今月中にしっかり体をつくって、万全で臨める」と不安な様子はのぞかせなかった。