昨年の陸上の世界選手権男子やり投げで銀メダルを獲得したイハブ・アブデルラフマン(エジプト)がドーピング検査で陽性反応を示し、資格停止になったことが25日、分かった。

 リオデジャネイロ五輪でも活躍を期待されていた27歳の有望株はテレビのインタビューで「2013年からサプリメントを摂取していたが、検査をパスしたものだった」と潔白を主張。エジプト・オリンピック委員会の幹部は「(予備の)B検体は陰性であることを望む」と述べた。