陸上男子100メートルで9秒58の世界記録を持つウサイン・ボルト(28=ジャマイカ)が、レースを5日後に控えて仰天のサンバ会見を行った。8日(日本時間9日)リオデジャネイロ市内で報道陣約500人、テレビカメラ約80台の前で「間違いなく最後の五輪になる。おれはこれまでいろいろできることを証明してきた」と宣言した。

 会見のラストには女性ダンサーとともにサンバを披露。「おれは人を楽しませるのが好きなんだ。みんなが気に入ってくれるとうれしいぜ」。7月のジャマイカ選手権で左足を痛めたが、軽快なステップが回復ぶりを物語った。