桐生祥秀(20=東洋大)は10秒23で7組4着で予選敗退となった。

 9秒台に最も近い桐生が日本勢でただ1人、予選敗退を喫した。ボルトとの同走で場内が異様な熱気に包まれる中で「その中で自分の走りをしようと思っていた」と平静を保とうとしたが、上体を起こしてからの走りに力みが見受けられた。10秒23の4着で落選。「次の東京五輪までに成長したい。悔いはない」と話し、メダルが期待される400メートルリレーを見据えた。