五輪5大会連続で出場権を獲得したアーチェリー男子代表の古川高晴(36=近大職員)が、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの観客受け入れについて言及した。

政府、東京都、大会組織委員会と国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリピック委員会(IPC)の5者協議が20日にオンラインで開かれ、新型コロナウイルスの影響で海外客の受け入れを断念することが正式に決まった。

その影響を問われ、古川は「(影響は)特に考えてないですけど、もし日本人だけ応援できるなら、フェアじゃないですよね。ホームグラウンドなので日本人の声援が1番多いかもしれませんけど。日本(代表)の僕のような選手が出るときだけ応援してくれて、それで勝ったら後ろめたい気持ちがあります。海外選手同士の試合で盛り上がらなかったら寂しいですので、平等に応援してほしいです」と訴えた。