東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの延期決定から一夜明けた25日、東京五輪出場を目指す北海道内関連の有力選手、関係者が心境を明かした。

陸上男子110メートル障害で初出場を目指す元日本記録保持者の金井大旺(24=ミズノ、函館ラサール)は所属クラブを通じて「20年に向けてモチベーションを高く冬季トレーニングをやってきていたので残念」と率直な心境を吐露。今年2月の日本室内選手権では60メートル障害の日本新を樹立し好調だった。東京五輪後には歯科医を目指すことを公言しているが「準備期間が長くなり取り組めることもあるので、前向きに捉えて長期計画でやっていきたい」とコメントした。