陸上男子のサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)は5月31日、米フロリダ州ジャクソンビルで行われた競技会の100メートルに出場し、追い風3・6メートルの参考記録で10秒25だった。2019年10月終了の世界選手権以来のレースだった。同じ組でアンドレ・ドグラス(カナダ)が9秒92をマークした。

19年6月に100メートルで日本記録を更新し、11月にプロ転向を宣言。100メートル、200メートルとも東京オリンピック(五輪)の参加標準記録を突破しており、日本選手権(6月24日開幕・大阪市)で3位以内に入れば五輪代表に決まる。

久々のレースとなったサニブラウンは「けがせずにレースを1本走れたので、本当に気持ちよかった」と前向きに語った。中盤まで世界歴代2位の記録を持つブレーク(ジャマイカ)らと競り合ったが後半に離され、タイムは10秒25と伸びなかった。

米国ではもうレースに出ず、東京五輪代表選考会の日本選手権(6月24~27日)に備え日本へ戻る予定。22歳の日本記録保持者は「1日1日大切にして、徐々にギアを上げていければ」と先を見据えた。(共同)