男子走り高跳びで、衛藤昂(30=味の素AGF)と戸辺直人(29=JAL)の2人が雌雄を決する。

5月の静岡国際ではともに東京五輪参加標準記録にあと3センチと迫る2メートル30センチをクリアした。衛藤が優勝、戸辺が2位だった。

衛藤はあと3センチについて「走り高跳びの難しいところなんですよね。欲にまみれて(2メートル33センチ)を跳んだのがよくなかった」と話していた。一方の戸辺は「1回(2メートル30センチ)を跳んだシーズンはそれ以降も何度も跳べている。今年もそうなるように、記録を出せるようにしたい」。

自己ベストは衛藤が2メートル30センチ、戸辺が日本記録の2メートル35センチを保持している。日本選手権で舞台で、ビッグジャンプに期待がかかる。

競技開始は午後5時からの予定。