9秒95の日本記録保持者で、五輪3大会連続出場の山県亮太(29=セイコー)が3組で10秒15を記録して4着となり、準決勝進出は他の組の結果を待つことになった。

日本選手団主将を任され、開会式では選手宣誓の大役も務めた。女子主将で卓球の石川佳純とともに、「スポーツを通じて世界をより良い場所にするために、このオリンピック競技大会に参加することを誓います」と、世界に向けて発信した。

先月下旬に日本陸連が行った内定会見では、「自分の持てる力を100パーセント出し、決勝進出を目指したい」と宣言。五輪出場は今大会が3度目となるが、「五輪という大きな舞台でパフォーマンスを出すのは、初出場も、3回目も変わらない。すごくいい緊張感に包まれているので、自分の持てる力を発揮すれば、いい結果がついてくる」と話していた。