2組の松枝博輝(28=富士通)は14分15秒54の18着で、6日の決勝は遠かった。

勝負所となる前の中盤から遅れ、1人集団に付いていけなかった。2組を走った18人中最下位。17着のベルギー選手とも約18秒の差だった。

「出るだけではダメだと思っていたが、出ただけになってしまった」と振り返った。

世界との圧倒的な差を見せつけられた形。「さらに自問自答していく必要があると感じた。一番努力していると思っていたが、それは自分の中だけだった」。今後の糧にしていた。