バドミントン混合ダブルスでの銅メダルに、東野有紗(24=日本ユニシス)の母校岩見沢美園小も沸いた。

生徒は夏休み中も、出勤していた教職員15人でテレビ観戦。ちょうど昼休みの時間帯だったこともあり、西村聡校長(57)始め、全員が手に汗握り、熱戦を見守った。

同校長は「ラリーでの粘り強さを感じましたが、とにかく早く勝ってほしいという思いで応援していました。勝った瞬間は、みんなで大喜びしました」。五輪前には横1・2メートル、縦90センチの大きな布に、4年生約200人が“メダルを取って!”“コロナに負けないで”など応援メッセージを記して東野の元に送った。子どもたちの熱い思いも、後押しになった。

同校長は「卒業生が夢を追い大きな舞台で結果を出すことは、子どもたちにとって大きな刺激になる。2学期が始まったら、活躍を伝えたい」と話した。