東京オリンピック(五輪)バドミントン混合ダブルスで銅メダルを獲得した世界ランキング5位の渡辺勇大、東野有紗組(日本ユニシス)が3日、朴柱奉ヘッドコーチとともに都内で会見を行った。

渡辺は「まだ実感がわいていない」としながらも「全体を盛り上げられるような価値が付いてきたとの自覚を持って、競技生活を続けていきたい。皆さんが取らせてくれた銅メダルという気持ちは、変わっていません」と応援に感謝した。東野は「準決勝では敗退しましたが、2人で気持ちを切り替えた。自分たちらしく泥臭くプレーできたのでは」と振り返った。

3年後のパリ五輪に向け、それぞれの今の心境を明かした。渡辺は「まったく次のことを考えられていないのが現状。僕1人だけの問題ではないし、一存で決められるものではない。今の段階で何か口にできることはない」。一方、東野は「パリでは勇大君とミックス(=混合)でやりたい。金メダルを取れるように頑張りたい」と、引き続きペアを組み、再びパリ五輪で金メダルを目指したいと希望した。