世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は、新型コロナウイルス感染拡大で延期となっていた野球の東京オリンピック(五輪)予選について、米大陸予選と世界最終予選を6月に実施すると16日、発表した。当初はそれぞれ昨年3月、4月で行われる予定だった。

米大陸予選は6月上旬に米フロリダで行う。A組に米国、ドミニカ共和国、プエルトリコ、ニカラグア、B組にキューバ、ベネズエラ、カナダ、コロンビアに分かれて、1カ国に出場枠が与えられる。2、3位チームは同16~20日に台湾・台中市での世界最終予選に回り台湾、オーストラリア、オランダ、中国と最後の1枠を争う。開催国の日本と欧州予選を勝ち抜いたイスラエル、19年プレミア12で上位の韓国、メキシコはすでに出場が決定している。