東京オリンピック(五輪)の競技が21日、福島でのソフトボール1次リーグ、日本-オーストラリア戦でスタートした。

日本は、上野が先発して4回1/3を投げて、1失点と試合をまとめた。

打線は、オーストラリア相手に爆発した。0-1の1回裏に4番山本が中前に同点適時打。3回には内藤が勝ち越しの2ランをセンターにたたき込んだ。

日本の攻撃はさらに加速する。4回には6番藤田がレフトに2ランで追加点。さらに1番原田がセンターへの犠牲フライで6-1とリードした。

とどめは5回に4番山本が中越えの2ランを放って8-1。5回コールド勝ちとなった。

ソフトボールは、日本が金メダルを獲得した2008年の北京大会以来、3大会ぶりに五輪に復帰した。福島市・県営あづま球場で1次リーグが行われて、この日は、日本戦から3試合が予定されている。

 

◆五輪のソフトボール 女子のみが96年アトランタ大会から正式種目として採用され、08年北京大会まで実施された。ただ米国や日本など一部の国を除き世界的な普及度が高くないなどの理由により、12年ロンドン、16年リオデジャネイロ大会で正式種目から除外。東京大会では女子のソフトボールが男子の野球とともに「追加種目」として実施されるが、再び24年パリ大会以降は除外されている。