東京オリンピック(五輪)・パラリンピック最初の放送競技となった21日放送のNHK「ソフトボール予選リーグ 日本対オーストラリア」(午前8時50分)の平均世帯視聴率が、9・8%(関東地区、速報値)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。

試合は、日本のエース上野由岐子投手(38=ビックカメラ高崎)が先発し1失点。打線も3本塁打が出て、オーストラリアを相手に8-1でコールド勝ちを収めた。試合は無観客で行われ、テレビ観戦に与える影響が注目されていた。

中継には、NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーターを務める嵐櫻井翔(39)が東京・国立競技場のスタジオから出演。共演のアスリートナビゲーター北島康介氏(38)と先発上野が、ともに北京五輪で金メダルを獲得した“同志”であることに触れた櫻井は「こういう展開は胸アツですね」と語っていた。

また、22日に日本テレビで放送された、「日本×メキシコ」(午前11時55分)は10・2%、25日にNHKで放送された「日本×カナダ」(午後2時12分)は16・5%だった。