侍ジャパンが五輪本番に向けた強化試合初戦に敗れた。

初回は楽天早川の制球難に乗じ、鈴木誠の押し出し、浅村の適時打、近藤の犠飛で3点を先制した。28日の1次リーグ・ドミニカ共和国戦で開幕投手を務めることが決定的な山本は2回を1安打無失点に抑えたが。2番手の森下が4回に茂木に犠飛を許して1失点。3番手の青柳が村林の適時打など2失点して追いつかれると、8回に1イニング目は無失点に抑えた千賀が制球に苦しんだ。2死満塁からディクソンに勝ち越しの2点適時打を浴びて、ついに逆転された。

打線は初回以降、沈黙し、楽天の主力投手陣を相手に反撃できず。25日の巨人戦が本番前最後の前哨戦となる。

試合後は残された限られている時間を生かすべく、居残り練習が行われた。近藤、栗原がバットを振った。負け投手となった千賀も登板後にブルペンに入り、修正を図った。