侍ジャパンが五輪前最後の一戦を快勝で飾った。先発田中将らで完封リレーを決め、24日の楽天戦で3得点止まりだった打線は11安打5得点と機能した。

侍ジャパン初スタメンの梅野隆太郎(30)が、初バッテリーの田中将を好リードした。スプリットやスライダー、カットボールなど、多彩な球種を受けながら投球スタイルを確認。田中将も「組み立て方だったり、どういう意図を持って、この球を要求しましたとか、そういう会話はできた」と振り返った。その後は伊藤、大野雄と6回まで投手陣をサポート。4回1死一塁では岡本和を遊ゴロ併殺、5回2死三塁では小林を見逃し三振に仕留めるなど、狙い通りにピンチを切り抜けた。