侍ジャパンが27日、開幕戦となる28日の1次リーグ初戦のドミニカ共和国戦が行われる福島・あづま球場で最終調整を開始した。台風8号の影響で雨天の中、屋外でのメニューは制限された。投手陣は一時、シートが外されたマウンドで感触を確かめ、先発が決定的な山本由伸投手(22=オリックス)がシャドーピッチングを繰り返した。

稲葉篤紀監督(48)も外野フェンスに体を当てて、クッション性を確かめた。外野陣はノックをグラウンドで受けて、打球の転がり具合や、フェンスからの跳ね返り方を体に染みこませた。