侍ジャパンの梅野隆太郎捕手は31日メキシコ戦での元同僚封じを待ちわびた。

18、19年に阪神でプレーしたナバーロがこの日のドミニカ共和国戦に「6番一塁」で先発。日本戦でもスタメン起用が予想される。梅野自身もメキシコ戦で東京五輪初出場の可能性があるだけに「こういう舞台で戦うのは想像もしていなかった。戦友でしたけど、自分らも代表として必死に抑えられたら」と力を込めた。

28日のドミニカ共和国戦では出番なし。それでも「ブルペンに行ったり、捕手が用意している時の投球を受けにいったり…。良い経験でした」と前向きだ。前日29日は韓国-イスラエル戦を横浜スタジアムで視察。こちらも元同僚となる呉昇桓の熱投を見届け、「うれしい気持ちになった。日本でバッテリーを組んでいた時は基本的にストレートでバンバン押す形だったけど、大幅に緩急を使っている」と投球スタイルの変化も頭にインプットした。