侍ジャパンは“鬼門”米国戦に、先発・田中将大投手(32)を立て、準決勝進出を狙う。

WBC、プレミア12を含む主要3大会で米国との通算成績は4勝5敗。00年シドニー五輪予選リーグから08年北京五輪1次リーグ、3位決定戦と3連敗中となっている。過去4勝はすべて6得点以上で5得点以下にとどまれば全敗。

侍エースのマー君は主要3大会は通算11試合に登板し、無敗でありながら未勝利。うち、先発は13年WBC1次ラウンド・ブラジル戦のみで、この日は2戦目の先発マウンドになる。登板前は「ようやく自分に出番が回ってきたと思うので、自分もいい投球をして勢いに乗っていきたい」。五輪登板への心境は「楽しみなんてないですよ。国を背負って戦うわけなので。自分の力を出し切って自分のベストを尽くしたい」と気合十分だった。

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