野球界の新語「#追いロジン」の生みの親、侍ジャパン伊藤大海投手(23)が1点リードの7回に登板。2死三塁と同点のピンチを背負ったが、1番アルバレスを一ゴロに抑えて、右アッパーを繰り出すようにガッツポーズ。金メダル獲得へ、リードする虎の子の1点を守り切った。

4日の準決勝・韓国戦では投球ごとにリリースポイントを舞うロジンにクレームを付けられたが、気にすることなく自らのルーティンを押し通した。試合後に自身のツイッターでロジン問題への考えを明かした際に付けた「#追いロジン」はトレンド入りもした。この日も1球ごとに右手にロジンをたっぷりとなじませ、リリース時にはロジンを舞わせながら投球。8回も続投し、先頭のオースティンに左前打を浴びて降板も、強気に米国打線へ立ち向かった。