侍ジャパンが、歓喜の頂点に立った。東京オリンピック(五輪)の野球決勝で、日本が2-0で米国に競り勝ち、公開種目だった84年のロサンゼルス五輪以来、正式種目としては初の金メダルを5連勝で獲得した。

坂本がウイニングボールをキャッチした。9回2死一塁で、守護神栗林がラストバッターを二ゴロに打ち取り、菊池涼の送球を受け二塁封殺。「僕の1つの夢でもあったので、金メダルがとれて感無量です」。5試合フル出場でベストナインに選出。「監督も試合前すごい緊張しているのを感じていましたし、最後あれだけ喜んでもらえた顔を見て、頑張ってきてよかった」と喜びもひとしおだった。