日本バスケットボール協会は3日、東京オリンピック(五輪)における男女の1次リーグ組み合わせが決まったことを受け、日本代表主将経験者のコメントを発表した。

世界ランキング10位の女子はB組で、同1位で大会6連覇中の米国や、同5位フランスなどと対戦する。東京五輪予選で主将を務めた高田真希(31=デンソー)は、「予選で米国と戦えることに興奮している」。前回大会では準々決勝で当たった最強国と再び手合わせできることを、貴重な機会ととらえている様子だった。

対戦相手などが明確になったことで「より気合が入った」としつつ、「どこが相手でも、日本のバスケットボールをやり遂げることに変わりはない」。相手に関係なく、全力をぶつけていく構えだ。

コロナ禍により、合宿や試合などの代表活動が大きく制限されている。そうした中にあっても、「個々が置かれた状況の中でしっかりステップアップしていき、集まれた時にさらに良い形となれるよう日々成長ししていく」。大会が開催されることを信じ、自分を磨き続ける。