東京オリンピック(五輪)バスケットボール女子日本代表候補チームの主将を務める高田真希(31=デンソー)が22日、都内での強化合宿中にオンライン取材に応じ、「目標は変わらず金メダル。いい準備をして、持ち味を発揮できるようにレベルアップしたい」と力強く話した。

チームには新戦力が多く加入。当初は戸惑い気味だった選手も多かったようだが、「やることをみんな少しずつわかってきて、良い練習が出来てきているかなと思う」。経験豊富なリーダーとして、常に声を出しながらチームを引っ張る。

東京五輪では大会6連覇中の米国をはじめ、フランス、ナイジェリアと対戦する。本番へ向けた自身のテーマは「ディフェンスと3点シュート」。海外勢との対戦では身長2メートル級の相手と競り合うシーンも出てくるが、練習ではそうした相手につくことはできない。だからこそ「イメージを持って練習していかないと」。本番を想定して取り組む構えだ。ワールドカップ(W杯)などを通じて、長身選手に対しては3点シュートが有効とも感じており、精度向上にも励んでいく。

第2次となる今合宿には22人が参加し、25日まで行われる。最終メンバー12人は6月頃に決まる予定。