4大会連続の金メダルを目指す世界ランク1位の米国が、19年ワールドカップを制した同2位のスペインを退けて、準決勝進出を果たした。メダル獲得に王手をかけた。

前半を33-33で折り返したが、第3クオーター(Q)を終えて6点差をつけると、第4Qも効果的に外角シュートを決めて点差を広げた。

NBAのスーパースターケビン・デュラント、デイミアン・リラード、ドレイモンド・グリーンらを擁する米国だが、予選リーグでは初戦でフランスに敗戦を喫した。米国の五輪での黒星は04年アテネ五輪の準決勝でアルゼンチンに敗れて以来だった。その後は立て直してイラン、チェコに連勝して予選2位で準々決勝進出を果たしていた。

19年ワールドカップ王者のスペインも予選2位で勝ち上がっていた。08年北京五輪、12年ロンドン五輪、16年リオデジャネイロ五輪と3大会連続でメダルを獲得していたが、ここで途切れた。