日本フェンシング協会は6日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、同日から予定していた日本代表の練習再開を延期することを決めた。1週間後の13日を目標としたが、緊急事態宣言が発令された場合は再考する。福田佑輔強化本部長によると、事前に選手会に意見を求めたところ延期を望む声が多く出たため「尊重した。自発的な判断が成長につながる」と納得した。

日本協会は3月に海外遠征から帰国した選手を自宅待機としていたが、選手の体調やモチベーションの維持を目的に、東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で練習の場を用意していた。参加人数も従来より絞って感染防止策なども徹底していた。