ホーム 東京オリンピック2020 フェンシング ニュース RSS フェンシング初日はメダルなし 日本勢4人登場も全員敗退 [2021年7月24日15時50分] ストリーツ海飛(19年11月撮影) <東京オリンピック(五輪):フェンシング>◇24日◇男子サーブル、女子エペ◇千葉・幕張メッセ 4人が登場した日本勢の初日は全員が3回戦までに敗退し、メダル第1号とはならなかった。男子サーブルは吉田健人(28=警視庁)がベネズエラ選手を相手に13-15で、日本史上最年長出場37歳の島村智博(警視庁)米国選手に13-15で、それぞれ午前の1回戦で敗れた。米国人の父と日本人の母の間に生まれ、母の希望などで日本国籍を選択したストリーツ海飛(かいと、27=鹿児島クラブ)は初戦の2回戦でアルジェリア選手に15-9で快勝したが、3回戦で米国選手に9-15で敗れた。女子エペは、2児の母で3大会連続出場の佐藤希望(35=大垣共立銀行)がベスト16止まり。初戦の2回戦で韓国選手との接戦を15-14で制したが、3回戦でエストニア選手に10-15で敗退した。16年リオデジャネイロ五輪のベスト8を上回ることはできなかった。男子サーブルは28日に団体戦がある。リザーブの徳南堅太(33=デロイトトーマツ)も含めてメダルに挑戦する。女子エペは団体出場権を獲得できなかったため、佐藤にとって3度目となる五輪はこの日で幕を閉じた。【木下淳】