橋本聖子五輪相(55)は3日、閣議後会見を行い、東京都で新型コロナウイルス新規感染者が107人確認されるなど、増加傾向にあることについて「数字は非常に重要。感染者数が減っていくこと、なくなることは大切なこと。しっかりと危機感を持って対応していかなければならない」と話した。「国内外の感染状況は引き続き注視していく」とした上で「選手のサポート態勢はさらに強化していきたい」とした。

また、東京大会組織委員会の遠藤茂行会長代行が1日、安倍晋三首相と面会した際、開催判断時期について「来年3月~6月くらいに代表選手の選考を行うので、その段階で十分対応できる」と方針を示したことについて言及。「遠藤先生からは直接その話を伺っていないが、各IF(国際競技連盟)がいつ、どのような段階で、選考会を開催していくかということもある。今の段階では、いつが判断の基準になるのかということは、まだ時期尚早ではないかと私は思う。まずはしっかりと、感染症対策を講じていくべきだと思う」と私見を述べた。