橋本聖子五輪相(55)は4日、閣議後会見で、1年延期されたパラリンピックの日程が発表されたことを受け、「選手がより現実的に大会をイメージしながら、トレーニングに励むことができるようになったのでは」と歓迎した。

一方で「日程が決定してもモチベーションが上がらないアスリートもいることを承知している」とした上で「パラリンピックの成功なくしてこの大会の成功はない、との認識で準備を進めている」と強調。「世界のアスリートが万全なコンディションでプレーできて、安心安全な大会ができるように、IOC(国際オリンピック委員会)、IPC(国際パラリンピック委員会)、都、組織委らと緊密な連携を取り、準備を進めていきたい」と話した。