丸川珠代五輪相(50)が14日の閣議後会見で、東京五輪・パラリンピックの新型コロナウイルス対策として、選手や大会関係者に求められる行動管理や感染予防策の実効性を高めるため、監視員を置くと参院内閣委員会で明らかにした件について言及した。

丸川氏は「選手の皆さんは競技に出るため、自己管理を徹底している。一方、競技に出ないがいらっしゃる関係者の皆さんについては、申し訳ないのですが、行動については相当厳しく見させていただく」と説明。さらに「最大8000人の組織委員会職員の皆様方にしっかりと実効性を担保するべく、準備を整えてもらいたい」と求めた。

また「『監視員』というのはお聞きになった方がそう表現されたと思いますが、ルールを守っていただけない方に守ってくださいね、と申し上げ、行動を変えていただく方、ということになる」と、「監視員」の表現を否定する場面もあった。