丸川珠代五輪相(50)が14日、閣議後会見を行い、前回の会見で東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの開催意義について「コロナ禍で分断された人々の間にきずなを取り戻す」との認識を示したことに“補足”した。

丸川氏は「特別な努力をした人たちの輝きが勇気を与えてくれる。と同時に、私たちが勇気を持って一歩進み、社会の活動を進めていく具体的な後押しになるという思いです」と説明。「きずなという言葉はふさわしかったのか」と問われると「その点については特別な考えはございません」とだけ答えた。

立憲民主党の蓮舫氏がツイッターで選手のワクチン接種問題について触れた際、「絆では解決しません」と発言を引用しながら苦言を呈すなど、各所で「きずな発言」が波紋を呼んでいる。