東京2020パラリンピックの100日前イベントが16日、都庁で行われ、東京都パラリンピック応援大使を務める歌舞伎役者の市川海老蔵(43)が舞踊を披露した。モニュメントの除幕セレモニーなどの最後を飾り「(コロナの)こういう時代でもありますので、少しでも平和になることを願う気持ちだけで踊らせていただいた」とあいさつした。

出席した東京都の小池百合子知事(68)は「躍動感あふれる舞踊、力を与えてくださる所作に感謝しかない。元気をいただいた」と笑顔。「パラスポーツの応援だけでなく、バリアフリーのご意見も伺っています。町づくり、支える力の両方を備える機会になっていることを、あらためて感じたところであります」とパラリンピック開催の意義を再認識していた。