東京オリンピック(五輪)・パラリンピック会場での酒類販売をめぐる報道を受け、ネット上ではツッコミが相次いでいる。

元衆議院議員でタレントの東国原英夫(63)は22日、ツイッターで「驚いた。『オリパラ会場で観客への酒類販売容認』という報道」と言及。「だったら、感染対策をしている飲食店はフルオープンにして上げないと。観客は直行直帰なんて、小学校の遠足じゃ無いんだから。土産物屋やデパート等は普通に営業している。立ち寄るのは駄目なのか」と指摘した。

テレビプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターは「五輪会場での酒類の販売を容認へ→居酒屋も1万人まで飲酒OKにしないと、つじつまが合わなくない?」と、観客数上限を最大1万人とする東京都、政府、国際オリンピック委員会(IOC)などによる決定と併せて疑問を呈し、作家の乙武洋匡氏は「もちろん、『2人以内』『90分まで』ですよね?」と、緊急事態宣言が解除された東京都における酒類提供の条件付き緩和措置を持ち出してチクリとさした。

お笑い芸人でユーチューバーのせやろがいおじさんは「政府が出した酒類提供の自粛要請に政府が協力しないんだけど」と皮肉を込め、お笑いタレントでコラムニストのプチ鹿島は「酒飲んで会議してないか」とチクリ。鳩山由紀夫元首相は「東京は2人まで午後7時までお酒が飲めるらしい。よほど友達のいない偏屈が決めたのだろうが、一方で五輪会場ではお酒は飲めることになりそうだ。そもそも飲食店のお酒を悪者にする科学的根拠があるのか。明らかなことは東京は都民ファーストから完全に五輪ファーストになったと言うことだ」とツイートした。