世界ランキングで日本人3番手の古江彩佳(21=富士通)が3日、東京オリンピック(五輪)の出場へ意欲を示した。

4日から始まるヨネックス・レディース(新潟・ヨネックス)の練習ラウンドに参加。インを2回ラウンドした後、「日本代表にもう1回なりたいという思いはある。(ユース年代の)ナショナルチームでやって、やっぱりその経験が今につながっている。そういう経験をもう1回してみたい。五輪の場面に行ってみたい」と思いを語った。

一時は畑岡奈紗に次ぐ日本人2番手につけていたが、今年5勝の稲見萌寧(24位)に抜かれて27位。4番手の渋野日向子(30位)と残り1枠を巡り、6月が勝負の月となる。

会見で五輪の位置付けを問われた古江は「決められないぐらい高い位置にある」と話した。今後に向けて「6月の4試合をやり切るしかない」と今大会を含めた国内ツアー4試合に逆転をかける決意を口にした。