女子ゴルフの東京五輪代表争いの残りの1枠は、稲見萌寧(21=都築電気)で決着しそうだ。五輪代表は28日付(日本時間29日)の世界ランキングに基づく、五輪ランキングで出場60人が決定。各国上位2人に出場権が与えられ、11位の畑岡奈紗は確定。2番手を25位稲見、28位古江彩佳、31位渋野日向子が争っている。五輪出場をかけた最後の試合となるアース・モンダミン・カップと全米女子プロ選手権の結果次第で決まる。

アース・モンダミン・カップでは、稲見は予選落ちしたが、優勝が最低条件だった古江は11位だった。全米女子プロ選手権で単独5位以上が条件の渋野は、第3日終了時点で68位。最終日の結果によるが、首位とは21打差と事実上逆転は不可能な状況となっている。最終日翌日の28日午前中に五輪代表が確定する。