東京オリンピック(五輪)代表の稲見萌寧(22=都築電気)が、五輪直前の大会を66の好スコアで締めくくった。

ホールアウト後、ギャラリーの少女から「TOKYO 2021」と書かれたお手製の金メダルをプレゼントされ、首にかけて取材に応じた。

通算6アンダーの22位からスタートし、6バーディー、ボギーなし。通算12アンダーはホールアウト時点で10位内だった。

「昨日はティーショットに不安があったけど、今日はめちゃくちゃ良くなったわけではないんですが、何とかなった。パットも何とか良かった」

自身を“完全主義者”というだけに、もろ手を挙げて-とまでは、いかなくとも表情は明るい。五輪開会式、五輪会場での練習ラウンドなどをこなした先週からの疲労もある程度は回復したようだ。

五輪に向けて8月1日に東京に入り、2日から練習ラウンドを行う。「順位、メダルを気にせず、自分が持っているものを最大限出して、その結果、上位にいけたらいいなと思います」と話した。