日本の星野陸也(25=フリー)は5バーディー、ノーボギーの66で回り、通算6アンダー、212で大会を終えた。ホールアウト時点で35位となっている。

3番で幸先よくバーディーを奪うと、パー5の8番でも2つ目のバーディーを奪い、後半へ。14番では約40センチまで寄せて3つ目のバーディーを奪うと、続く15番も約4メートルを決めて連続バーディーでスコアを伸ばした。

17番でもパー4ながら1オンに成功し、約40センチまで寄せて5つ目のバーディー。ここまで悔しさの残るラウンドが続いていた中、最終日は会心のゴルフで締めくくった。

星野は「ようやくショットがよくなって、そこからいい流れに持っていくことができました。初日と3日目で伸ばせなかったことがすごく悔しかったですが、最後、良いスコアであがれたので、よかったと思います」と笑顔で振り返った。

初出場の地元開催の五輪を終えたことには「感じたことや学んだこともたくさんありますので、本当に次のツアーに生かしていきたいと思います」と話した。3年後のパリ五輪へ向けての思いも語り「また五輪の舞台に戻ってきたい気持ちがあるので、またそこで頑張れるように、さらにレベルアップしてまたプレーしたいなと思います」と意気込んだ。

日本からは星野のほか、5月のマスターズを制した松山英樹(29=LEXUS)が出場。松山は午前11時9分から最終組でスタートし、8番までを終えて8位となっている。