体操男子の個人総合で五輪2連覇の内村航平(31=リンガーハット)が創設した「KOHEI UCHIMURA CUP」(3月18日、高崎アリーナ)が中止になった。

新型コロナウイルスの影響で、26日に所属事務所が発表した。4月からの東京五輪国内選考会を前にした実戦機会であり、競技普及も目的として今年が第1回になるはずだった。内村は「来場されるお客様、出場する選手、スタッフの健康と安全面と、今はとにかく感染拡大防止をしなければならないという思いから、苦渋の決断ですが中止させていただきます。事態の1日も早い終息を、心から願っています」などのコメントを発表した。白井健三らリオデジャネイロ五輪団体総合金メダルメンバーも参戦する予定だった。