16年リオデジャネイロ五輪で4冠に輝いた体操女子のシモーン・バイルス(24=米国)が、跳馬と段違い平行棒の種目別決勝(8月1日)の出場を辞退することになった。米国体操協会が発表した。

バイルズは27日の団体総合決勝でも精神的ストレスを理由に演技を断念していた。8月2日の床運動、同3日の平均台については出場する可能性は残されているという。

米体操協会は「本日、バイルズはメディカルスタッフとさらなる話し合いを行い、跳馬と段違い平行棒の種目別決勝に出場しないことを決めました。床運動と平均台についても(出場の可否について)検討していく予定です」などと声明を発表した。