個人総合と種目別鉄棒の2冠に輝いた橋本大輝(19=順大)は散髪で気分転換し、決戦の日を迎えた。

個人総合での金メダルを獲得から一夜明けた7月29日、ある“挑戦”をしていた。1歳年下の北園丈琉(たける、18=徳洲会)から「どうしてもついてきてほしい」とせがまれたのは、選手村内にある散髪屋。橋本は「かわいい丈琉について行きました。『しょうがねえな』ってついて行って、一緒に切りました」と笑顔で裏話を明かした。サービスは無料だという。

自身は7日に20歳の誕生日を迎える。自国開催の五輪を最高の形で飾り「結果だけではなく、この大会を通じて、自分自身の成長を感じられる試合でした。いいプレゼントを、自分から自分にあげることができたと思います」とほほえんだ。