日本ホッケー協会は3日、東京五輪の1年延期に伴って、男女の代表主将、監督のコメントを発表した。

男子の「サムライジャパン」山下学主将は「延期後の日程も決まり、いつになるかわからないという不安がなくなって、よかったと思います。開催が1年伸びましたが、オリンピックで最高のパフォーマンスを皆さんにみせられるように頑張っていきます」とした。

アイクマン監督は東京五輪でのメダル獲得を目標に掲げている。指揮官は「この3年間、このオリンピックに向けて十分な準備をしてきました。フィジカルを強化し、攻撃、守備ともに着実に実力をつけてきていたのでとても残念です」とチーム強化に手応えをにじませた。その上で、今回の延期について「良い判断だったと思います。現在のような状況ではオリンピックは実施されるべきではありません」とコメント。「私たちサムライジャパンは、今まで以上に成長し、より強力なチームになれると思います」と締めくくった。

男子代表は18年ジャカルタ・アジア大会で初優勝。アジア大陸王者として、東京五輪に臨むことになる。