全日本柔道連盟（全柔連）は27日、東京五輪代表最終選考会を兼ねる全日本選抜体重別選手権（4月4、5日・福岡国際センター）の延期を決めた。代替日や開催地は未定。

五輪代表で唯一決まっていなかった男子66キロ級で、昨年の世界王者、丸山城志郎（26＝ミキハウス）と17、18年世界王者の阿部一二三（22＝日体大）との直接対決が注目されていた。新型コロナウイルス拡大の影響で全柔連は6日、無観客開催を決めた。しかし、その後の国内の感染者急増と今週末からの首都圏での「外出自粛要請」などを受け、大会の開催可否を協議していた。