柔道女子78キロ超級で東京オリンピック(五輪)代表の素根輝(20)が7月いっぱいで環太平洋大を退学していたことが1日、関係者への取材で分かった。

当面は無所属のまま母校の福岡・南筑高を拠点に、来夏に延期された五輪での金メダルを目指す異例の形となる。

関係者によると、素根は「五輪に向けて柔道に専念したい」などと話しているという。昨春に元五輪王者の古賀稔彦氏が総監督を務める環太平洋大に入学したが、日本代表での活動が中心となり、大学のある岡山で過ごす時間は少なかった。

162センチと最重量級では小柄ながら、鋭い担ぎ技を軸にした攻撃的柔道で活躍。昨夏の世界選手権で初優勝し、11月のグランドスラム大阪大会も制して柔道の日本勢で最初に東京五輪代表に決まった。新型コロナウイルスの感染拡大後は福岡の実家に戻ってトレーニングを続けている。(共同)