日本人としては東京五輪で唯一柔道の審判を務め、普段は花火師としても活躍する天野安喜子さん(50)が、3位決定戦を裁いた。

天野さんにとって今大会は、08年北京五輪に続く2度目の“出場”。13年前は男子100キロ級決勝の主審を務めた。

◆天野安喜子(あまの・あきこ)1970年(昭45)10月31日、東京都生まれ。小2から柔道を始める。共立女子高1年時、52キロ級元世界女王の山口香に一本勝ち。86年福岡国際女子選手権48キロ級で銅メダル。日大卒業と同時に現役引退。00年に鍵屋の15代目を襲名。昨年12月の東京五輪男子66キロ級代表決定戦では主審を務めた。段位は7段。趣味はヨガ。好きなテレビ番組は鬼平犯科帳。愛称はあっこちゃん。153センチ。