世界空手連盟(WKF)は20日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期となった東京オリンピック(五輪)の予選方式を修正して発表し、中止となった出場枠を争う五輪ランキングの対象大会を原則として2021年に実施することを決めた。予選期間は同年5月まで延長される。

全日本空手道連盟関係者によると、佐合尚人(高栄警備保障)と染谷真有美(テアトルアカデミー)がそれぞれ代表に決まっていた組手の男子67キロ級と女子61キロ級はこの決定を受け、選考を見直す方向だという。

WKFは3月中旬以降のポイント対象大会を取りやめた。その時点でのランキングを基に一部の出場選手を確定させたが、五輪延期で中止となったプレミアリーグ(PL)ラバト大会(モロッコ)と欧州選手権を開催した上で再度決定する。

全8種目で1枠ずつの開催国枠が与えられた日本勢にとってPLラバト大会が最後のポイント対象で、1大会少ない状況で予選期間を終えた。既に全日本連盟の選考基準を満たしていた形男子の喜友名諒(劉衛流龍鳳会)や同女子の清水希容(ミキハウス)、組手男子75キロ級の西村拳(チャンプ)ら6選手の代表に影響はない見通し。(共同)