東京五輪の新種目、空手の日本代表が2日、入村会見を行い、男女全8選手が意気込みを語った。女子組手61キロ超級の植草歩(29=JAL)は、バドミントン女子シングルスの奥原希望が口にした「5年間の答え合わせ」という言葉に感銘を受けたことを明かし、「私もこの7年、競技の採用や周知活動を行ってきた。その答え合わせをしたいと思った」と心境を述べた。

空手と同様に日本武道館が競技会場となった柔道で、日本は多くのメダルを獲得した。その活躍に刺激を受けた選手は多かったようで、男子組手75キロ級の西村拳(25=チャンプ)は「柔道のメダルラッシュに負けないようにしたいし、その流れに続いて僕もしっかり金メダルを取りたい」と誓った。

形男子で金メダル最有力とみられる喜友名諒(31=劉衛流龍鳳会)は、「五輪に向けて勝つための稽古をしてきた。負ける気はしない」と力強く話した。