橋本聖子五輪相(55)は22日、閣議後の会見で、国際オリンピック委員会(IOC)トーマス・バッハ会長が英メディアのインタビューで、来夏も五輪が開催できなければ中止となる見通しを示したことについて言及した。

橋本氏は「報道は承知しています」とした上で「(3月の)安倍総理とバッハ会長の電話会談に同席しましたが、人類がコロナに打ち勝った証しとして、大会を成功させるんだという強い決意をお互い認め合った。とにかく大会の成功に向けて取り組んでいくということで、そういった話は一切ありませんでした」と話した。

また、バッハ氏は安倍首相から21年の開催が「最後のオプション」と伝えられたとも明かしているが、橋本氏は「(そのような言葉は)出てこなかったですね」と断言した。